双極性障害で障害基礎年金2級を取得、年間約102万円受給できた事例

＊性別：女性
＊年齢：30代
＊職業：無職
＊傷病名：双極性障害
＊決定した等級、受給決定額：障害基礎年金2級、1,023,700円（子の加算含む）

約８年前、旦那様の転勤で沖縄に移住なさった後、不慣れな土地での生活によって精神的不調に陥り、心療内科を受診したところ適応障害との診断となったそうです。

定期的に通院をしたのですが、意欲低下、倦怠感が強く、家事がまったく手つかず状態となり、外出も困難、就業も難しく、日常生活上でも様々な面で支障があり大変お困りでいらっしゃいました。

＊社労士事務所の見解

ご家族以外と面会が困難で、おひとりでのご相談が難しいことから、旦那様の付き添いのもと、具体的な状況をお伺いしました。

上記の症状から２級の認定基準に該当するとお見立てし、ご依頼を承りました。

＊受任してから行ったこと

初診日から現在までの病歴に曖昧な点が多く、申請準備を整えるのに時間を要しました。　旦那さまのご記憶にも助けられ、何とか無事に病歴をまとめることが出来ました。

障害年金の申請では初診日の証明書が必須です。　ご相談者様が、初診の病院へ通院したのは５年以上前の話でしたので、カルテが廃棄され、初診日に関する証明書の発行は困難となりました。　しかし、第三者の申立書により初診日を証明する方法で、何とか無事に認めていただくことが出来ました。

なお、当サポートの担当者が女性ということもあり、安心してご相談することができたと、嬉しいお言葉をいただくことができました。

＊結果

「双極性障害」により、障害基礎年金2級を取得、年間約102万円の障害基礎年金を受給できました。