関節リウマチで障害厚生年金2級を取得、年間約187万円受給できた事例
受給事例
- 性別:男性
- 年齢:40代
- 職業:会社員
- 傷病名:関節リウマチ
- 決定した等級、受給決定額:障害厚生年金2級、1,874,677円(加給年金含む)
相談内容
関節リウマチと診断され、関節リウマチでも障害年金の受給が可能かどうか、ご相談いただきました。
社労士事務所の見解
障害年金は基本的に傷病名ではなく、病気や障害で日常生活や仕事にどの程度支障があるかで判断されます。ほとんどの傷病が障害年金の対象となります。
ご相談者さまの場合、全身の強張り、両手の指、手首、肘、足首の関節に痛みと変形があり、ものを持つ、字を書く、ペットボトルの蓋を開けるなど細かい作業をすることができません。
家事や日常の作業においても、家族の一定の援助を必要としていました。
就労状況は、会社の配慮(配置転換や在宅勤務など)によってかろうじて就労が可能な状況ではありましたが、相談にお越しになった際は、会社のサポートも限界との理由ですでに退職なさるご予定でした。
よって、障害等級に該当すると判断いたしました。
受任してから行ったこと
関節リウマチについては、症状が多岐にわたるため、症状を細かく聞き取りしました。主治医の先生には、ご相談者の病状が伝わるように日常生活の状況を参考資料としてお渡ししました。実態に即したしっかりとした診断書を作成していただけました。
結果
障害厚生年金3級の見立てで申請しましたが、幸いにも、より上位等級である2級として決定がなされました。
その結果、年間約190万円の障害厚生年金の受給ができる結果となりました。
障害年金の支給が決まった時は、退職されていらしたので、経済的・精神的な負担が軽減され、治療に専念できると大変喜んでいらっしゃいました。