双極性感情障害で障害厚生年金2級を取得、年間約133万円受給できた事例
受給事例
- 性別:男性
- 年齢:40代
- 職業:休職中
- 傷病名:双極性感情障害・自閉症スペクトラム障害・注意欠如多動性障害
- 決定した等級、受給決定額:障害厚生年金2級、年額1,330,000円
相談内容
約18年前に、会社で上司や同僚との折り合いが悪くなりさらに転勤先での環境になじめないことから病院を受診。その後通院と休職を繰り返し、仕事復帰するも人間関係のトラブルや業務のミスで抑うつ状態が続いたそうです。
何とか就労は続けておりましたがストレスの強い状態が続き再び休職し、病院で双極性感情障害に加え、自閉症スペクトラム障害・注意欠如多動性障害と診断されました。
思えば、幼少期の頃から、こだわりや感覚過敏があり、空気が読めない場面が多々あったそうです。
障害年金の申請を検討しはじめ、無料相談をしたいとのことで当サポートへお越しいただきました。
お話お聞かせいただく中で、
・初診の病院がすでに廃院しており障害年金を請求できるのか。
・障害年金を申請することを職場へ知られたくない。
と不安が強く、心配されておりました。
当サポートの見解
お仕事繰り返し休職していることと、現在の日常生活の程度から厚生年金3級の可能性を検討しました。
初診の病院は廃院しておりましたが、当時の診断書が残っていたこと、転院先へ紹介されて受診していたことで初診日の証明は可能であり、申請が可能と判断いたしました。
受任してから行ったこと
転院先へ前医からの紹介状が保管されているか確認したところ、紹介状が残っており初診日を証明することが出来ました。
また、原則、障害年金を受給していることや申請していることは職場に知られることはありません。
ただし、保険者によっては、申請に必要な書類を職場から取り寄せなければいけないことがあり、今回その対象でした。
相談者様と相談しながら、職場へ、知られないように配慮してほしいとお伝えし書類の請求を行いました。
また、現在の通院先では自身の症状を細かくお伝えできており、主治医の先生とのコミュニケーションも良好に取れていることから、日常でお困りの症状をしっかりと診断書に反映していただけました。
結果
双極性感情障害で障害厚生年金2級を取得、年間133万円の年金を受給できました。
申請後退職が決定していたこともあり、安心して療養に専念できるとのお声をいただきました。