【面談コラム】『アスペルガー症候群』で初診日が約10年前、当時のカルテが残っていない方との面談を行いました(40代 男性)
相談者様
40代 男性
詳細
発達障害で40代のお子様をお持ちのお母様から、障害年金を受給することができないかお問い合わせをいただきました。
お子様の精神的ご負担を考慮した結果、初回面談には、お父様とお母様のお二人がお見えになりました。
約10年前、複数の知人からお子様の病院受診を勧められ、心療内科を受診なさったそうです。 診察した結果は、統合失調症との診断となりましたが、他の医師からセカンドオピニオンも欲しかったことから、後日、改めて別の病院を受診した結果、発達障害との診断がなされたそうです。
以降は、お母様付き添いのもと、2年間ほど通院した後にお子様が病院受診を拒むようになってしまい、それから8年間ほど通院を拒み続け、就労も家族以外とのコミュニケーションも困難な状態で、自室で引きこもってしまう日々だったそうです。
約2,3年前から、被害妄想や、カッとなって家族に暴力を振るうなどの行為が数回発生してしまったこともあり、現在は入院して治療に専念しているそうです。
ご両親も高齢になり、お子様の将来が心配で、何かしらの支援を受けられないかと考えていた時に、当サポートが新聞社の取材を受けたときの記事が目に留まったとのことでした。
面談時もその記事を切り抜いて持ってきてくださり、大変嬉しい気持ちになりました。
初診日が約10年前で、当時の医療機関にはカルテが残っていないことをご両親が確認していたとのことでしたが、主治医の先生は現在もおられるとのことでしたので、申請に必要となる資料をどうにかすべて揃えられる可能性があり、障害の状態は3等級以上であると判断し、ご両親へお伝えしたところ、お子様と相談して決めたいと思いますという運びとなり、後日、改めて契約のお申込みをいただきました。