アルポート症候群で障害基礎年金2級を取得、年間約80万円受給できた事例
受給事例
*性別:男性
*年齢:20代
*職業:会社員
*傷病名:アルポート症候群
*決定した等級、受給決定額:障害基礎年金2級、795,000円
相談内容
人工透析をしているなかで、障害年金制度のことを知り、人工透析をしている場合は障害年金の対象であることを知り、申請しようと考えたそうです。しかし、手続きが難しく自信でやるには困難だと判断し、当社へご連絡いただきました。
社労士事務所の見解
ご相談者さまは先天性のご病気であるアルポート症候群を患い、生後6か月頃から症状が出ていたそうです。数値の悪化で、人工透析となったのは21歳の時だったそうです。
人工透析を受けられている場合、原則2級に該当するとされています。
先天性のご病気の場合、誕生日が発病日で初診日であると判断されることとなります。
この場合は、保険料納付要件は問われることはなく、20歳前傷病による国民年金の支給対象となります。
受任してから行ったこと
誕生日が初診日とされるとしても、医療機関で初診日証明をしてもらわなくてはなりません。お母さまが保管していた母子手帳とメモ書きを頼りに、病院の受診歴を整理していきました。
そこで、3番目に受診した医療機関で初診日証明をしていただくことができました。
母子手帳やお母さまのメモ書きがあったことで、初診日の証明や病歴の作成の際に、たいへん助かりました。
結果
障害基礎年金2級を取得、年間約80万円の障害年金を受給できました。